A8 職業
給料日 振り込みもなく 3年が 自由に使える 金が無くなる 2008.08.25 a2 3025
30年 事務所を閉鎖 区切りつけ 仕事の垢を 捨て去る時が 2008.07.31 a5 3000
自営して 30年の 歳月が 経てた建物 50を超える 2008.07.31 a5 2999
数知れぬ 人との出会い 楽しんだ 思い出の顔 幾十人も 2008.07.31 a5 2998
バブル期の 面白かった 大法螺も 今となっては 恥ずかしいこと 2008.07.31 a5 2997
バブル消え 破産が迫り 夫婦して 明日が見えない 時も乗り切り 2008.07.31 a5 2996
存分に 生きたと思う 仕事人 能力足らず 余生ぎりぎり 2008.07.31 a5 2995
人生を 仕事ずくめで 過ごしたが 苦しいことが 楽しいことに 2008.07.16 a5 2985
30年 事務所をたたみ 自宅へと 整理するとは 過去を捨てること 2008.07.16 a5 2984
いい時に 退職したと 喜ぼう これから先は もっと難儀よ 2008.02.07 a2 2817
師走でも 走る場所無く うずくまる コタツの猫と 昼寝楽しむ 2007.11.30 A5 2746
久しぶり 店舗計画 依頼あり キャドを忘れて 悪戦苦闘 2007.11.26 A5 2740
久々の 図面起こし とまどいが 何をするかと 呆然自若 2007.11.26 A5 2739
仕事無く 暇だけはある このごろは 穏やかなること 幸せと云う 2007.01.22 A2 2552
久々に 図板に向かい 定規持つ ホルダーの芯 あきれる弱さ 2006.11.21 A5 2526
今までは 誰か事務所に 居てくれた 今日から一人 わびしくもある 2005.09.29 A5 2401
留守頼み 遊びほうけた 2週間 仕事忘れた 無限の時が 2005.09.22 A8 2380
仕事終え 歩みを止めて 空を見る まぶしい光 我を迎える 2005/ 1/14 A5 2300
仕事やめ 年末年始 よそ事に 初めて味合う 正月の味 2005/ 1/ 5 A2 2278
年も暮れ 仕事納めに 安堵する ネオンの中に 雪がきらめく 2004/12/29 A5 2264
30年 切った張ったで 仕事した ぼろが出ぬうち ここらが潮時 2004/12/12 A2 2242
自営業 何時になったら 定年か 借金無くなり 自由となれる 2004/12/ 7 A2 2222
入金が あったと女房 喜ぶも 三月もすれば 元の木阿弥 2004/ 2/10 A4 1975
飯の種 人と人との 生業は(なりわい)面倒でもあり 楽しくもある 8,04,03知二(62) T1480a
今時の 若者意識は 勝手気ままに 転職なんぞ 屁のカッパ 08,04,03知二(62) T1480b
汗だくで 現場回りも 気もそぞろ 職人達の 寡黙な汗よ 23,07,01中知(60) T930
朝夜の すし詰め電車 90分 運動と思い 老いを蹴散らす 07,12,01中知(60) T916
べたべたと すし詰め電車 むさくるし 通勤地獄 40年続く 07,12,01中知(60) T915
妻は言う 隣の夫妻は 海外へ 退職旅行 羨ましがられ 16,04,01中知(60) T827
退職で 悠々自適の 一区切り 自営業者は 借金済むまで 16,04,01中知(60) T826
落ちこぼれ 職人業が 救ったが 今は職人育てる 親方おらず 19,02,99中知(58) T794
職人業 女房の 助手に 助けられ 二人三脚 共に成長 07,02,00中知(59) T749
職人と 肌でつきあう 現場では 損得なしの 男の世界 07,02,00中知(59) T741
技のみの 評価の基準が 有るならば 職人業も プライド持てる 30,06,00中知(59) T739
物造り 汗にまみれた 3K職も 日々の成果は 未来を造る 28,06,00中知(59) T719
粛々と 電車に向かう サラリーマン 満員電車 覇気も消え去る 04,24,99中知(60) T510
謹厳で 実直故に 製品は 職人気質 妥協を知らず 16,03,99中知(58) T437
熟練の 技を磨いて 己出す 職人技も 楽しい限り 19,02,99中知(58) *T381
通勤の もみくちゃぶりは 誰も知る サラリーマンは 耐えるだけとは 15,07,97中知(56) T164
名も知れず 技を競う 人生は 造った物が 人生となる 15,07,97中知(56) T164a
自由業 人がうらやむ 事なれど 自由が故に 不自由なこと 15,07,97中知(56) T164b
安全で 波風立たぬ 人生は 平穏故に 覇気も消え去る 15,07,97中知(56) T164c
目の前の 自由気ままな 生活は いつまで経っても 向上しない 15,07,97中知(56) T164d
毎日が 上下左右で 監視され 仕事するより 人間で疲れ 15,07,97中知(56) T164e
紅白の 天幕強く 煽られて 身震い起こる 仕事始まり 08,05,97 中知(56) T164f