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C2春
C1-春複合
 
青空に ほのかに薫る 早桜 被災の地にも 早く伝えて      2011年 3月29日      T3594
 
春だよと ちさな声が 聞こえ出す もうすぐ行くと 被災の地へも  2011年 3月29日     T3593
 
春一番 うぶ毛を脱いで こぶし咲く 遠くの富士に ハンカチを振る   2011年 3月28日    T3592
 
春爛漫 花花花を 門ごとに 愛でる人々 素敵な日本           2008.04.27  e2  T3132
 
花梅雨に 桜の花は 3分のまま 今日か明日かと 晴れるのを待つ     2004/ 3/26 B2  2019
 
農道を 散歩してたら 畦畔に 小さな花が 可憐に咲いてる.       2004/ 2/ 3  B2  T1967
 
畦道を 小春日の中 散策を 踏まずにいてと 可憐な花が         2004/ 2/ 3  B2  T1966
 
風も無く お日様眩し 小春日に ペットの猫と 日向ぼっこを       2004/ 1/31 B2  T1964
 
庭畑は 春めく雨に うるおいて 息ずくごとし レタスも小ねぎも       2004/ 4/29 B2 T 2031
 
ポン友が 家族揃って 潮干狩り 土産のアサリ 届く頃かな        2004/ 4/ 7 B2  T 2030
 
春ですよ 大潮待って 潮干狩り 兄妹夫婦で 楽しく過ごす       2004/ 4/ 7 B2  T 2029
 
花粉症 杉の植林 仇となるこんなつもりで 無かったはずが      2008.03.22  b2   T2846
 
菜の花に モンシロチョウが 飛び来たり テフテフテフと 風にさまよう 2008.03.18  b2  T2845
 
恵方巻き スパーちらしの 折り込みに 誘惑されて 願いをかける  2009.02.03   b2   T3102
 
花粉症 もうすぐですよ 対策を毎年のこと 耐え難き日々      2009.02.02   b2  T3099
 
春うらら 渋谷の街の ギャル達は 胸の谷間を ゆらゆら見せる       2008.04.14  b2  2857
 
谷間見て 思わず痴漢 したくなる 爺さん達に 過酷な季節         2008.04.14  b2  2856
 
大潮で アサリ求めて 潮干狩り 季節は早く 稚貝のみ  2010年6月12日         b2   3362
 
柿若葉 若葉の中の 若葉色 若葉色とは 柿若葉   2010年5月19日          b2   3357
 
春一番 空を黄色に 染めて吹く 中国からの 春の使者来る         2004/ 2/22 B2  T1991
 
生け垣に スーッとミドリの 影が飛ぶ キョロキョロ見回す メジロが1羽  03,02,03 中知 (62)T1423
 
あぜ道を 友と走った トンボ取り タンポポの舞う 遙か昔に    07,03,02 中知 (60) T1220
 
雨上がり 蕾ふくらむ 梅の枝 地面に落ちた 椿が見あげる      05,02,02中知 (61) T1189
 
門毎に 花の違いを 眺めるは 平和の御代が 続けばこそか      18,08,00 中知 (59)   T770
 
人の波 桜を見上げ 感激し 西郷さんは ゴミ見てびくり       04,02,98 中知 (57)  T277 
 
梅散りて 桃に続いて 桜咲く 春の目覚めに 微笑む笑顔        18,03,98中知 (57)T275 
チュンチッチッ ホーケキョケキョと 若鳥は 若葉の中で 混じり合うかな  15,06,97 中知 (56)  *T119
紋黄蝶 紋白蝶は 知らぬふり 同じ仲間は クルクルじゃれる      15,06,97 中知 (56)  T118
 
むくどりが ギャギャ騒ぎ あつまるわ 雛をねらうか カラスが1羽   15,06,97 中知 (56)  T117
 
老婦夫 腕組み歩く 水辺には サツキアヤメと 和む日差しが        06,06,98 中知 (57)  T114
 
ササの葉は ウサギのためと 冬青く 春が来れば 古い葉落とす     17,05,97 中知 (56)  T73
 
桑の木が 伸びるがままに 新枝を お蚕飼いは 老いてしまうか    17,05,97 中知 (56)   T72
 
しゃくやくは 茎に似合わぬ 花付ける 雨が来ぬうち 傘を差さねば    14,05,98 中知 (57)   T60 
 
菜を摘みて 青き香りを お土産に にこにこ顔で 春をわたされる               T40
満開の 桜の幹に 予告有り 今年限りで マンションとなる     06,05,97 中知 (56)   T35
 
宴半ば アヤメ毅然と 実直に 牡丹たわわに ほころび見せる    03,05,97 中知 (56)   * T27
 
桜から 幹下見れば ざわざわと 花見は人の 面白おかし       23,04,97 中知 (56)   * T21
 
朝もやに 鳳声聞いて 晴れを知る 白濁の霧 日の出で消える       10,03,00 中知 (59)TH242
 
早暁の まどろみのなか 鳳の声  早く起きてと 春の目覚まし     10,03,00 中知 (59) TH241
 
電線で ゆらゆらゆらと 夫婦鳩  巣作り語る 小春日の中        06,04,00 中知 (59)  TH234
 
あさもやに ホーケキョケキョと 風わたる 若葉の萌える 香りと共に  06,04,00中知 (59) TH225
 
春霞 桜も若葉も 溶かし込む 日の出と共に 春の装い        06,04,00中知 (59)  TH222
梅散らし 桜膨らむ みぞれ雨 終わりの雨と 始まりの雨         19,04,98中知 (57)  TH216
 
門前に 花鉢並べ 春を待つ 春の芽ざめを 家族で迎え       19,06,97 中知 (56)  TH144
                   
スズメの子 親の後追い チュンチッチッチ 羽ふるわせて 餌のおねだり  18,06,97 中知 (56) *TH139
 
モロコシの 新穂の前で 麦茶色  伸びる若木と 収穫の春      06,06,97中知 (56) *TH116
 
刈り込まれ 柳新芽は そよそよと 無骨な幹に 生気溢れる       18,07,97 中知 (56) TH110
 
糸枝に 新芽を伸ばす 柳かな 風に吹かれて 水面をなぜる     13,05,97 中知 (56)    TH94
 
春嵐 化粧乱れた サツキあり 春雨待って 化粧直しを           19,06,97 中知 (56)TH91
 
若葉焦げ みどりみどりの むし熱く 木陰求めて 老犬と散歩     06,05,97 中知 (56)   TH89
 
チッチッチッチュン ホーケキョケキョと 混じり合う 若鳥たちが お歌の稽古 01,05,97 中知 T H86
 
春霞み 萌える若葉で 家遠く 犬の散歩は 時を忘れて        27,04,97 中知 (56)    TH84
 
山桜 お山は花の 雲かかる かすむ雲より 鳥のさえずり       27,04,97 中知 (56)   TH83
 
日なた石 とかげキョロキョロ 夏を待つ  人もウキウキ 日溜まりもとめ  27,04,97 中知 (56)*TH82
 
鉄塔を 滝と見なして 鯉のぼる  鉄の骨にも 命が宿る       26,04,97 中知 (56)   TH74
 
アンテナに 向かいて登る 鯉のぼり 鉄の柱に 生気を与える       26,04,97 中知 (56)  TH73
 
バタバタと ビル風受けて 鯉泳ぐ ビルの岸壁 越えてみせると      25,04,97 中知 (56) *TH72
 
鯉泳ぐ 派手な流しと かすみ空 我が家の春を 大空の中に  25,04,97 中知 (56)       TH69
 
川筋に 流れに沿いて 若葉萌ゆ 水の温みを 回りに告げる        23,04,97中知 (56)  TH68
がやがやと オタマジャクシの 団子あり  日溜まりの中 おしくら饅頭  27,04,97 中知 (56)  TH67
 
水ぬるみ 河原いっぱい 緑ます 水の中にも 水藻の新芽         23,04,97中知 (56)  TH66
 
こぼれ日が 若葉の中で 輝いて ダイヤモンドの きらめき浴びる     23,04,97中知 (56)  TH65
 
若葉下 まだら日の中 さむ風が きらりと光る 枝のまにまに      23,04,97中知 (56)   TH64
 
眠気をば 誘う若葉に 走る富士 白きお山を 車窓に眺め       21,04,97中知 (56)  TH57
 
若若と 若葉が萌えし 柿若葉 他の芽吹きと 若葉が違うと     19,04,97 中知 (56)     TH53
 
真っ白き 富士の高峯に 若葉萌ゆ 雪雲消える 春はすぐそこ      21,04,97中知 (56)  *TH56
 
凍る富士 萌える若葉が  白肌を 日に日に覆う 春の訪れ       21,04,97中知 (56)  TH55
 
真っ白き 富士の高峯と 若葉萌え 冷気の中にも 若葉の臭い     01,03,97 中知 (56)  TH50
 
凍る富士 裾野はすでに 萌え始め 春の息吹を 腹の底まで      01,03,97 中知 (56)  *TH49
 
富士飾る 藤のかんざし 香り出る 富士の御山は 真っ白のまま     01,03,97 中知 (56)  TH48
 
サツキ萌ゆ 真赤な炎に 新芽あり 緑の若葉 出番が来たと       01,03,97 中知 (56) *TH47
 
菜の花が そよ風受ける 散歩道 老犬すでに 15才越える       15,06,97 中知 (56)  TH46
 
犬散歩 色とりどりの ツツジ見る 共に歩んだ 15回の春       15,06,97 中知 (56)  TH35
 
山桜 雲と解け合う 春霞 日が登を 静かに待つつ         01,03,97 中知 (56)   *TH33
 
蝶と舞う ハナミズキ下 サツキ燃え 歓喜の春 胸一杯に        01,03,97 中知 (56)  *TH29
 
八重桜 前をひらひら 花水木 花の好きずき 人それぞれに       01,03,97 中知 (56) TH26
菜の花の 黄色の下に タンポポが 色や形 それぞれの黄色        01,03,97中知 (56) TH24
 
艶やかに 桜に続く 花水木  散る花のあれば 出を待つ花あり     01,03,97 中知 (56)  *TH21
 
花キャベツ 大葉落として 菜の花に 霜にも耐えた 母の強さよ     01,03,97 中知 (56) *TH19
 
草むしり ホーケキョケキョと 風わたる 幼い鳥の 歌い始めか      15,06,97 中知 (56) *TH18
 
すき透る 若葉のなかに 鳥の影 小春日和で 透き透る声         15,06,97 中知 (56) *TH11
 
若葉もゆ 銀杏並木に 根につつじ ウキウキ散歩 初老の夫婦      01,04,97 中知 (56)  *TH7
 
八重桜 赤木蓮と 咲き競う 春の霞が 早く晴れてと           01,04,97 中知 (56) *TH6
 
開発と 云う名の下に 桜伐る 共に暮らした 春が無くなる        01,04,97 中知 (56)  TH3
 
新芽どき マンション工事 桜伐る  見なれた春は 今年は来ない    01,04,97 中知 (56)  TH2
 
 
C2 春の花
春叫ぶ 色とりどりの 花々が 可憐な顔を 次から次ぎへと     29,07,02 中知 (62)   E2-1
 
水仙
春が来た 近所の野原 春が来た 水仙笑顔で お日様見てる         2008.03.18  b2   2844
 
水仙が 黄色のお目目 あどけなき もうすぐ春と 日向ぼっこを         2004/ 2/22 B2  1993
 
霜柱 割って顔出す 水仙が 童のように 太陽見上げる        05,02,02 中知 (61)   T*190 
 
水仙が 黄色のお目目 あどけなき もうすぐ春と 日向ぼっこを     30,01,02 中知 (61)  T*185
弥生晴れ 水仙の花 黄彩て 恵みし笑顔 春を呼び込む(彩恵ちゃんへ)  05,03,97 中知 (56)  T96 
 
木蓮
先駆けて 白木蓮が 春告げる 冬の眠りを 早く起きろと      06,04,00 中知 (59)    TH218
 
花付けて 白木蓮が あるを知る 枯れ木の中で 飛び跳ね遊ぶ      26,09,00 中知 (59)  *TH217
 
パンジー
パンジーが ニコニコ顔で お見送り 春の朝日の 眩しきことよ       2006.06.20 B2  2483
 
ペチャクチャと パンジー達が 騒がしい 笑顔笑顔で 日溜まりの中    2008.04.05  b2  2853
 
ペチャクチャと パンジーたちが 騒がしい そよ風うけて 微笑み飛ばす  27,05,97中知 (56) *TH105
 
丸鉢に 笑い溢れる パンジーが 小春日の中 日向ぼっこする       17,01,97中知 (56) TH192
 
お出迎え お疲れさまと パンジーの 笑い顔見て ほっと一息     03,01,97中知 (56)   TH191
 
玄関の 日射しを受けた パンジーが 行ってらっしゃいと 笑顔の見送り 03,01,97中知 (56)  TH15
 
パンジーが 庭一面で 大騒ぎ そよ風受けて 笑い絶えなし       03,01,97中知 (56)   TH14
 
パンジーが 庭の隙間を 埋め尽くす おしくらまんじゅう にこにこ顔で  04,01,97中知 (56)  TH13
 
 
 (こぼれる)
寒空に 雲にとけ込む 蕾あり 紅梅の枝 春待ちわびる           2004/ 2/22 B2  1992
 
ゴツゴツの 枝に数輪 梅の花 春の訪れ もうすぐそこに      2009.02.07    b2   3110
 
早咲きの 一輪だけの 紅梅が 手がかじかむも 心ほのかに     03,02,03中知 (62)     T*422
はらはらと こぼれる花に ウグイスが 梅の香かおる 庭の日溜まり   30,01,02 中知 (61)  T*216
寒空に 雲にとけ込む 蕾あり 紅梅の枝 春待ちわびる       30,01,02 中知 (61)    T*186
 
 
菜の花
なたね梅雨 寒い小雨に 菜の花の 黄色のいじゅうたん 霞んで見える   2004/ 3/26 B2   2018
 
菜の花が 可愛さ競い 風にゆれ  その足元に 土筆が2本     2010年3月11日    b2   3324
 
線路際 誰が蒔くのか 菜の花を 満員電車に 一瞬の和み       03,01,97中知 (56)  *TH17
 
この道に 誰が蒔くのか 菜の花を か弱き花が 車に揺れる      01,03,? 中知 (60)   TH22
 
菜の花が おはようさんと 朝日受く 可憐な花に 励まされつつ     19,04,97 中知 (56)  TH194
 
町の隅 菜の花咲いても 誰ぞ見る ネオンに汚れ 侘びしくもある   03,01,97 中知 (56)  *TH23
 
菜の花や 蝶と云う友 訪れぬ 都会の中で ひっそりと咲く    04,01,97中知 (56)     TH4
 
 
ハナミズキ 
花水木 蝶の乱舞を 見るごとし 霧雨の中 そっとたたずむ         2009.5.04 b2   3156
 
春の雨 回りの音を 吸い取って 花水木は 静かな舞いを          2009.5.04 b2   3155
 
 
さくら  (桜は散る)
2分咲きの 桜の花に 春の雨 相合傘で 寒さを忘れ            2004/ 3/27 B2  2021
 
一週間 桜の花に 春の雨 咲くか待つかを 蕾は思案            2004/ 3/27 B2  2020
 
桜舞う 下の砂場に 幼い子 額の汗が 春を告げてる            2008.04.01  b2  2851
 
闇夜から 花の吹雪が 舞い落ちる 街灯の下 春を満喫           2009.4.15 b2   3144
 
仕事やめ 春爛漫に ふと気づく 桜の花の あでやかなこと         2009.4.15 b2   3143
 
若葉萌え 桜たなびく 富士の山 春の霞に おぼろに浮かぶ         2009.4.15 b2   3142
 
春分に 桜も縮む 寒戻り パッチを着込み 花の下見を           2009.3.29 b2   3136
 
花冷えも 今日で終わりと 成るのやら 桜の花も とまどい見せる  2010年4月24日     b2   3336
 
満開の 花見期待で 公園へ 冷え込み続き まだ3分咲き  2010年3月30日       b2   3330
 
早咲きの 櫻小枝の 数輪が 小さな声で ささやきだした      26,03,01 中知 (60)    T821
 
旧友と 桜並木を 歩む今 始めて知った 互いの思い        02,04,03中知 (62)    T*451
 
桜花 5弁の花は うすピンク 中に黄色の 雄しべを飾る       02,04,03中知 (62)  T*450
 
線路ぎわ 桜並木は 満開に 満員電車に 一瞬の春を         02,04,03中知 (62)  T*449 
 
菜の花に パラパラ舞うは 桜花 蝶の乱舞を 眺めるごとき      02,04,03中知 (62)   T*448
 
姥桜 満開の花 今が時 荒肌飾る 3輪の小花           02,04,03中知 (62)  T*447 
 
菜の花が 桜並木と 帯をなす 冷気のな中に ほのかな和み      02,04,03中知 (62)   T*446 
 
権力の 亡者は徘徊 この時世  さくら満開 しばしを忘れ      07,03,02中知 (61)    T*231
 
老い桜 花も嵐と 乱れ散る 無骨な幹は あら肌目立つ    07,03,02中知 (61)      T*217
荒肌の うろあと残る 老桜 今年も咲いて 祖母を思う      26,03,01中知 (60)     T822 
若葉萌え 一枝だけの 桜あり 春の残り香 懐かしくもある      06,04,00 中知 (59)  *TH226
 
春の雨 濡れた桜は 初憂いし 嬉涙 今にもこぼる        06,04,00中知 (59)    TH219
 
しだれては 私を見てと 桜咲く 散る際だけが 見せ場ないと       13,05,97 中知 (56)  TH97
 
八重桜 春雨の中 枝たわわ 光るしずくで 花膨らます        03,01,97中知 (56)  TH37
 
八重桜 近よりみれば 艶やかな 遠くに見れば 葉陰に隠れ     01,03,97 中知 (56)   TH36
 
枝たわわ 葉隠の中に 八重桜 吉野桜は 花だけが咲く       01,03,97 中知 (56)    TH28
 
葉の中に 遅れ桜が ちらほらと 春の名残が 懐かしくもある    01,03,97 中知 (56)    TH27
 
 
牡丹・芍薬   (牡丹はくずれる)
目を見張る 十二単の 牡丹咲く 何時何時までも くずれぬように    02,03,02中知 (61)  T*218 
 
屏風絵を 見るが如きの 牡丹咲く 江戸の雅 今に伝える        23,04,97中知 (56)  TH63
 
大輪の 見事見事の 牡丹見る 桃色ぼかし 透かしてみせる   22,04,97中知 (56)   TH62
 
タンポポ
タンポポが 今にも飛ばす 綿帽子 幸せ見つけ 空のかなたへ   08,06,97 中知 (56)  *TH120
タンポポが 道路の割れ目 一列に お手手つないだ 園児のように    09,04,97中知 (56)  TH193
 
タンポポが 一列並ぶ 道路際 日照り排ガス 何するものぞ    01,10,97中知 (56)    TH176
 
道路際 隙間に並ぶ タンポポか 排ガスの中 けなげな笑い     01,10,97中知 (56)   *TH175
 
盆栽の 坊主頭に 新芽つく 自由を求めて 気ままにしてと      01,03,97中知 (56)   *TH32
 
タンポポが 道路の隙間に 列をなす 黄色の笑顔  日をいっぱいに受け  01,03,97 中知 (56)  *TH30
 
 
チンチョウゲ
春の香に 当たり見回す 沈丁花  猫背の冬を 背伸びしてみる     08,04,98 中知 (57)  TH215
 
早出して 夜遊びしたと 月見草 夜の輝き 色あせたもの        ?,03,01 中知 (60)   *TH31
 
 
クチナシ
クチナシは 職無くなると たとえられ 色も香りも 良き物なのに   18,06,97 中知 (56)  T121
 
 
友達と 車連ねて 藤を見に 千年越える 老木を見る           2009.5.03 b2    3154
 
巻きつきて 大木飾る 藤の花 枯れた枝にも 春の装い     01,03,97 中知 (56) TH51
ニョロニョロと 枯れた枝より ひねり出る 藤の花芽の まちどうしさよ 08,04,03 中知 (62)  T*478
 
大木に からんで咲かす 藤の花 母木は今は 朽ち木となるも     22,04,97 中知 (56)  *TH61
 
まだ早し おっぽ付けたる 藤の花 小春日の中 寒風受ける       27,04,97 中知 (56) TH79
 
かすみ空 薄紫の 藤の花 房が重なる 見事な細工         26,04,97 中知 (56)   TH76
 
紫の お化け見えた 藤の花 近寄り見れば 滝をば造る     01,03,97 中知 (56)  TH52
 
大木に 紫房の 藤の花 無粋な親木 飾ってみせる         01,03,97 中知 (56)  TH45
 
 
スズラン◎スズランは ポチョポチョと あどけなき北庭の隅 ほのかな明かり 30,06,97 中知 (56) TH154
 
はにかみて 何を祈るか スズランは 乙女の祈り 清き姿よ      04,07,97 中知 (56)     *TH155
 
 
ツツジ・サツキ
つつじ咲く 葉陰に燃える さつきあり 色の濃いさで 負けはせぬぞと  25,04,97 中知 (56)  TH41
 
静けさに 緋色だだよう サツキ有り 誰に見せるか 情熱の赤    06,04,00 中知 (59)     TH223
 
 
対向車 ライトをとばす サツキあり 排ガスの中 今年も深紅    25,04,97 中知 (56)   TH75
 
排ガスで 黒い枝にも サツキ咲く 街路の中で 動けぬままに     25,04,97 中知 (56)  TH40
 
生け垣に 平らな顔した ツツジ咲く 束縛されても 春だ春だと     25,04,97 中知 (56)  TH5
 
つつじ咲く 葉陰に燃える さつきあり 小さな花は 色では負けぬと   25,04,97 中知 (56)  *TH1
 
切りどうし 日向はツツジ 満開で 北は枯れ木で 運の違いよ     06,05,97 中知 (56)  T34
 
 
シャクナゲ
いく輪も 花を集める 石楠花(しゃくなげ) 新入生 花束飾る  16,05,97 中知 (56)    TH103
 
 
チューリップ
輝ける 深紅の色の チュウリップ 花の中には  黄金の雄しべ   08,04,03 中知 (62)    T*479
 
 
マーガレット
黄金をば 中に抱いた マーガレット 白いドレスが 輝き光る    22,04,97 中知 (56)    TH59
 
山盛りに 黄金を盛りし マーガレット 門の大鉢 溢れるほどに     21,04,97 中知 (56)   *TH58
 
 
ツクシ
穏やかな 日差しの中で 筑紫取り 幼き孫が ヨチヨチ続く         2008.04.01  b2  2852
 
日溜まりの 公園の土手 ツクシ有り  チョと寒いか 背丈が伸びず  2010年3月11日    b2   3326
 
土筆坊 枯れ葉のなかに 隠れてる  よくよく見れば あちこちにある 2010年3月11日   b2   3325
 
 
なでしこ
純朴な たおや女姿 撫子は 田舎娘の 可憐さ漂う        22,04,97 中知 (56)     TH60
 
 
22麦
麦の穂が 背丈揃えて 春告げる 寒風耐えて 今日の日あると   14,05,97 中知 (56)   TH100
 
針の山 揃え立てたる 麦畑 若葉の中に 黄金の実り        08,05,97中知 (56)   TH93
 
ムギの穂は 針山たてて 実を守る 寄らば刺すぞと 小鳥を脅す     08,05,97 中知 (56)  TH92
 
 
23芝桜
ジュータンに 負けぬものかと 芝桜  小さな花も 大河を造る    30,05,97 中知 (56)  *TH109
 
石垣に 流れだしたる 芝桜 ピンクの柄の ジュータンを干す    27,04,97中知 (56)  TH80
 
 
カルミヤ
カルミヤ花 手まりを空に 放り上げ 高さ違えて みんな見てよと   02,06,97 中知 (56)   TH111
 
手鞠をば 八つ掲げた カルミヤ花 近くで見てと 風で手招き     02,06,97 中知 (56)   TH113
 
 
タケノコ
竹の子が 十二単の 衿正す まだ寒いと 首をすくめる    06,04,00 中知 (59)       TH229
 
知らぬ間に 背丈も越えた 竹の子か 何時のまにやら 親をも越える   10,05,00 中知 (59) TH251
 
まだ寒し 重ね着脱がぬ 竹の子か  ねんねこ姿 あどけなきこと    06,04,00 中知 (59) *TH228
 
何時の間に 背丈も越えた 竹の子か 伸びる新芽は 早さを競う      06,06,97 中知 (56) TH128
 
 
キンギョソウ
お多福の 面白おかし 金魚草 ふくれっ面も 周りを和ませ     12,06,97 中知 (56)  TH129
 
 
ジャスミン
春風に ジャスミンの花 香り乗せ 春風明媚 装い新たに     15,04,00 中知 (59)  TH202
 
 
ポピー
絹衣 ポピーポピーと 風そよぐ 芥子の花びら 日に透けて見え    15,05,00 中知 (59)  TH221
 
花そよぐ 絹の衣に ケシ坊主 いたずら坊主 姉がかばうか    15,05,00 中知 (59)    TH220