アクセスカウンター

C評価

T:結果   155

T:@指導者・大器       29

 身を清め 家を修め 国を思へ  修身斉家治国平天下(しゅうしんせいかちこくへいてんか) 

 世事 人情に通じて  酸も甘いも噛み分ける(すいもあまいもかみわける) 判断する人

 人徳が あれば 徳弧ならず(とくこならず) 人が集まり 孤立はしないものだ

 間違いを悟り 君子は豹変す(くんしはひょうへんす) 態度や 主張を 大きく変える  ****

 真に 優秀な人は  君子は器にならず(くんしはきにならず) 広い視野で 物を見る

 大成するものは  実の生る木は花から知れる(みのなるきははなからしれる) 幼児から 非凡だ

 優れた 人や物は 尊い寺は門から知れる(たっといてらはもんからしれる) 外見から 分かるもの

 格好良く 花も実もある(はなもみもある) 能力もあり 人情も優れた人

 人は完全には  備わるを一人に求むるなかれ(そなわるをいちにんにもとむるなかれ) 成り得ない

 やましくなければ 君子は憂えず懼れず(くんしはうれえずおそれず) くよくよ 心配しない

 良い 指導者なら  勇将の下に弱卒なし(ゆうしょうのもとにじゃくそつなし) 良い部下が 育つ

 平凡な人でも  驥尾に付す(きびにふす) 優れた指導者により 力が出る

 急ぐことは無い 大きい薬缶は沸きが遅い(おおきいやかんはわきがおそい)  世に出るのが遅い  

 成長が遅くても 日陰の豆も時が来ればはぜる(ひかげのまめもときがくればはぜる)  弾け飛ぶ   

 優れた 人物は  良禽は木を択ぶ(りょうきんはきをえらぶ) 優秀な人に 仕える

 能力 あるもの  名人は人を謗らず(めいじんはひとをそしらず) 人の欠点を 言わず

 能力のある 人材を求めて  三顧の礼(さんこのれい) 幾度も 頼み込む

 名人と 言われる人は 大巧は拙なるが若し(たいこうはせつなるがごとし) 下手に見える

 真の知者は 大智は愚の如し(たいちはぐのごとし) 自分を 飾らないで 愚者に見え

◎真の賢者は 大賢は愚なるが如し(たいけんはぐなるがごとし) 賢さを 表に出さず

 賛同して 来るものは拒まず(きたるものはこばまず) 求める者がいれば 受け入れる

 来るも 去るも 去る者は追わず来る者は拒ます(さるものはおわずきたるものはこばます) 相手に 任せる

 汚い物で あっても 大海は芥を選ばず(たいかいはあくたをえらばず)  受け入れられる

 良い事も 悪い事も 清濁併せ呑む(せいだくあわせのむ) 受け入れる 心構え 

 上の者が 駄目になると 棟折れて垂木崩る(むねおれてたるきくずる) 下も 落ちぶれる

 良い指導者が 居ないと 鳥なき里の蝙蝠(とりなきさとのこうもり) 悪さが 増えてくる

 指導者とは 王候将寧んぞ種あらんや(おうこうしょうしょういずくんぞしゅあらんや) 家系にあらず 

 氏より育ち(うじよりそだち) 家柄だけで 通うらない 人望は 努力の結果

 
T:A名人・

 名人は 弘法筆を択ばず(こうぼうふでをえらばず) 道具や場所に文句を言わない

 名人の本心 古人の糟粕(こじんのそうはく) 書に表すは 一部にすぎず      

 評価されるが 堂に升りて室に入らず(どうにのぼりてしつにいらず) 奥義には 達していない

 書の上手い人は 能書筆を択ばず(のうしょふでをえらばず) 筆の善し悪しに 無関係    

 名人や達人は 善書は紙筆を選ばず(ぜんしょはしひつをえらばず) 道具を選ばない      

◎腕の立つ 良工は人に示すに朴を以てせず(りょうこうはひとにしめすにぼくをもってせず)  中途は見せず 

 
T:B権威       4

 日光東照宮は 日光を見ずして結構というな(にっこうをみずしてけっこうというな) 素晴らしい

◎指導者は 綸言汗の如し(りんげんあせのごとし) 一度口に 出したことは 消せない

 混乱や 紛糾を 制する 鶴の一声(つるのひとこえ) 権威ある 指導する

 集団の 主導権を握り  牛耳を執る(ぎゅうじをとる) 中心 人物になる

 
T:C凡人   26

 小から 大解らず  燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや(えんじゃくいずくんぞこうこくのこころざしをしらんや) 

 狭い了見で  針の穴から天を覗く(はりのあなからてんをのぞく) 大きな夢を見る

 狭い見識で 葦の随から天井覗く(よしのずいからてんじょうのぞく) 物事を 判断する 

 小さな 世界から 井蛙の見(せいあのけん) 大きな外は よく理解できない

◎能力無い者は 声だけ大きく響く 空樽は音が高い(あきだるはおとがたかい) 

 ポンポン 騒がしい 竹屋の火事(たけやのかじ) 威勢が いいだけで 実力がない 

 口うるさく 強そうな人ほど 光るほど鳴らぬ(ひかるほどならぬ) 優しくて弱い 

 一般人は 小人は同じて和せず(しょうにんとはどうじてわせず) 賛同しても 表面だけ

 案内され 牛に引かれて善光寺参り(うしにひかれてぜんこうじまいり) 嫌々ながら 付いていく  

 あればよい 枯れ木も山の賑わい(かれきもやまのにぎわい) 役には立たないが にぎわいに

 魅力も 特徴も無し 沈香も焚かず屁もひらず(じんこうもたかずへもひらず) 気にも なら無い

 失敗の 後に ちまちまと 嘆いてばかりで 火事のあとの釘拾い(かじのあとのくぎひろい)   

 居ても 居なくても 毒にも薬にもならぬ(どくにもくすりにもならぬ) 大して役に 立たない

 大物の 交わりの中 雑魚の魚交じり(ざこのととまじり) 違う物が 交じっている

 愚か者は いつまでも  馬鹿の一つ覚え(ばかのひとつおぼえ) 同じ事を 繰り返す

 扱いようが無く  煮ても焼いても食えぬ(にてもやいてもくえぬ) どうにも成らない 相手だ

 我が事は 一生懸命に 我が事と下り坂に走らぬ者なし(わがこととくだりざかにはしらぬものなし) 

 自己中心で  人の子の死んだより我が子の転けた(ひとのこのしんだよりわがこのこけた) 我が子だけでは

 人のため 器用貧乏人宝(きようびんぼうひとだから)  何でも 出来るが 評価されず

 器用な人は 何でも来いに名人なし(なんでもこいにめいじんなし) そこそこで 名人無し  

 器用は 何でも 出来るが  多芸は無芸(たげいはむげい) 達人まで はなれぬもの

 品性の 無い者は  小人閑居して不善ををなす(しょうじんかんきょしてふぜんをなす) 悪さをする

 人が 休んでいる時に  怠け者の節供働き(なまけもののせっくばたらき)  わざと働く

 
T:D職業   16

◎いかなる 理由でも  天の時は地の利に如かず(てんのときはちのりにしかず) 場所が 優先する

 始めるより  創業は易く守成は難し(そうぎょうはやすくしゅせいはかたし) 育てるは 難しい

 大変だ すまじきものは宮仕え(すまじきものはみやづかえ) 人の下で 働く事は  

 何事も 商い三年 (あきないさんとし) 3年続けば  信用 されはじめる 

 求められ  商いは数でこなせ(あきないはかずでこなせ)  繁盛すれば 大きく育つ  

 金もうけ 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)  曲がらねばならぬ 

 客の居ない店 閑古鳥が鳴く(かんこどりがなく) かっこう鳥 寂しきところで 泣くので

 理論と実際では  勘定合って銭足らず(かんじょうあってぜにたらず) なかなか合わないものだ  

 人の家を 建てる大工は 自分の家は建たない  大工の掘っ立て(だいくのほったて)  

 生活の為の仕事は 生業は草の種(なりわいはくさのたね) いろいろあるものだ 

 一人で同時に 二足の草鞋をを履く(にそくのわらじをはく)  二つの事をする  

 報酬が悪いと 布施ない経に袈裟を落とす(ふせないきょうにけさをおとす) 仕事も 悪くなる 

 仕事一筋  星を戴きて往く(ほしをいただきてゆく) 朝早くから 夜遅くまで

 素人がいくら 頑張っても  餅は餅屋(もちはもちや) プロ職人には 勝てない

 商売が繁盛して  門前市をなす(もんぜんいちをなす) 大賑わいを している 

 いつでも出来と 思うことは 紺屋の白袴(こうやのしろばかま) なかなかできない 

 
T:E成功  10

◎弟子が  出藍の誉(しゅっらんのほまれ) 自分の師を追い越し 世間に認められる

 忘れられた 埋もれ木に花が咲く(うもれぎにはながさく) 不遇の人が 輝き始める

 途中は どうであれ 目的達成ならば  終わり良ければすべて良し(おわりよければすべてよし) 

 成功するには  虎穴に入らずんば虎子を得ず (こけつにいらずんばこじをえず) 危険を 乗り越える

 出世して  錦を衣て郷に還る(にしきをきてきょうにかえる) 立派な服装で 故郷に帰る

 最後まで  有終の美を飾る(ゆうしゅうのびをかざる) 成果をあげて 立派に完成する

 聞く耳あれば  人を見て法を説け(ひとをみてほうをとけ) 理解できる要に 説得する

 考えすぎると 分別過ぐれば愚に返る(ふんべつすぐればぐにかえる) 何も出来ないものだ 

 
T:F失敗  14

 選びに 選んだ 結婚で すぐに離婚するは 選んでかすを掴む(えらんでかすをつかむ)   

◎思慮深い人が  千慮の一失(せんりょのいっしつ) 考えた事でも 間違いがある

 名人 達人に なっても 猿も木から落ちる(さるもきからおちる) 失敗する 時もある   

 経過は良し  相撲に勝って勝負に負ける(すもうにかってしょうぶにまける) 最後の 詰めが 甘いこと

 人のやった 同じ失敗を  二の舞を演じる (にのまいをえんじる) 繰り返して行う

 成功した者が  元の木阿弥(もとのもくあみ) 失敗して 元の状態になる

 達人でも 弘法にも筆の誤り(こうぼうにもふでのあやまり)  間違えを起こす   

 名人も 上手の手から水が漏れる(じょうずのてからみずがもれる) たまに失敗する事もある  

 優れた人でも  孔子の倒れ(こうしのたおれ) 時には失敗や 間違いを起こす

 他が失敗した事を 前車の轍を踏む(ぜんしゃのてつをふむ) 同じ事で 失敗する

 慣れない 事をすると たまに出る子は風に遭う(たまにでるこはかぜにあう) 失敗を 引き起こす

 何事も  うだつが上がらぬ(うだつがあがらぬ)  思い通りに行かず 名をあげられない 

 得意な事ほど 河童の川流れ(かっぱのかわながれ) 単純な失敗が 起こりやすい

 
T:G満足   6

 貧富にかかわらず 起きて半畳寝て一畳(おきてはんじょうねていちじょう) 広さわ同じこと

 満足すると  腹の皮が張れば目の皮がたるむ(はらのかわがはればめのかわがたるむ) やる気無くなる

 満足すれは  過ぎたるは猶及ばざるが如し(すぎたるはなおおよばざるがごとし) 足らぬと 同じだ

 自分で 出来る事は  能事おわる(のうじおわる) 全て終えた 満足感

 出来る事は やり尽くし 人事を尽くして天命を待つ(じんじをつくしててんめいをまつ) 成り行きに

◎満足を 知っていれば 足るを知る者は富む(たるをしるものはとむ) 貧しい時も 豊かだ

 
T:H貧乏   7

 貧乏すると  貧すれば鈍する(ひんすればどんする) 余裕が無く 心が鈍くなる

 よく働けば  貧乏は達者の基(びんぼうはたっしゃのもと) 贅沢を しないので 健康

 貧乏人は  貧乏暇なし(びんぼうひまなし) 生活楽しむ 余裕は 持てず

 困窮して 仕方なく 子を棄つる藪はあれど身を棄つる藪はなし(こをすつるやぶあれどみをすつるやぶはなし) 

 働いていれば 稼ぐに追い付く貧乏なし(かせぐにおいつくびんぼうなし) お金は回ってくる   

 より好み 飢えては食をを選ばず(うえてはしょくをえらばず) 腹が減っていれば なんでも美味い 
◎人は困れば  窮すれば濫す(きゅうすればらんす) 考えずに 悪いことも行う

 
T:Iお金   11

金が敵(かねがかたき) お金は 反対にあり なかなか 思うようには 成らぬもの

 お金の力で  金が物を言う(かねがものをいう) 大概の事は 話が付くと 

 友人も 金の切れ目が縁の切れ目(かねのきれめがえんのきれめ) 女房も 居なくなる

 くよくよせずに  金は天下の回り物(かねはてんかのまわりもの) お金はいつか 自分にも

 あの世でも 金の力で  地獄の沙汰も金次第(じごくのさたもかねしだい) ましてこの世は

 金の 無心に来られ  無い袖は振れぬ(ないそではふれぬ) 貸したくても貸す金が無い

 お金は 大切に 扱え 無い時の辛抱有る時の倹約(ないときのしんぼうあるときのけんやく) 

 結局は  人間万事金の世の中(にんげんばんじかねのよのなか) 最後は全て 金次第だ

 蓄財しても  財宝は地獄の家づと(ざいほうはじごくのいえづと) 死ぬ時は 持っては 行けぬ

 この世は 金が有れば  銭ある時は鬼をも使う(ぜにあるときはおにをもつかう) 何でも出来る

 
T:J損・得   10

 人を出し抜いは  抜け駆けの功名(ぬけがけのこうみょう) 自分だけが 手柄を立てる

 こそこそ 隠れて  雪隠で饅頭(せっちんでまんじゅう) 自分だけ 良い思いをする事

 人を 利用して  人の褌で相撲を取る(ひとのふんどしですもうをとる) 利益を 上げること

 見栄や外見 気にせずに 色気より食い気(いろけよりくいけ) 実利を 求めることを

◎名誉や名声より  名を取るより得を取れ(なをとるよりとくをとれ) 実益を大切に 

 途中から 鳶に油揚げを攫われる(とんびにあぶらげをさらわれる) 良い所だけを 奪われる

 大きな 利益のため 飴をしゃぶらせる(あめをしゃぶらせる)  小さな利益を 与える

 小さい投資で 蝦で鯛を釣る(えびでたいをつる) 大きな成果を 求めること

 多ければ 多いほど 多々益々べんず(たたますますべんず) 選挙で 勝つことが できる

 一対の 物は  唇滅びて歯寒し(くちびるほろびてはさむし) 片方欠けて 力無し

 方法違えば 木に登りて魚を求む(きによりてさかなをもとむ)  成果は 得られない 

 
T:K本質   9

 隠してきた 化けの皮が剥がれる(ばけのかわがはがれる) 正体や本性が ばれてしまう

 隠していた  馬脚を露す(ばきゃくをあらわす) 悪事や正体が 現れてしまう

 矢が 的の中心に 当たるように 正鵠を射る(せいこくをいる)  急所を突く事

 本質を見ずに  月を指させば指を認む(つきをさせばゆびをみとむ) 末節ばかりに こだわる

 ものの 善悪は  誰か烏の雌雄を知らんや(だれかからすのしゆうをしらんや) 見分けが困難

◎毎日 続けていれば  習い性となる(ならいせいとなる) 本来の 体質となる

 善し悪しに かかわらず  木の実は本へ(きのみはもとへ) 大地に返り 新たな芽

 全てバレバレ 頭隠して尻隠さず(あたまかくしてしりかくさず) 部分かくして どうする

 口先だけの  論より証拠(ろんよりしょうこ)  論議より 事実を 見せることだ

 
T:L価値   10

 貴重な物でも 猫に小判(ねこにこばん) 価値が 分からねば 有り難くない

 美しい 物でも 豚に真珠(ぶたにしんじゅ) 美しいと思わなければ 価値なし

 理解 出来ない 豚に念仏猫に経(ぶたにねんぶつねこにきょう) 相手に 話しても 無駄

◎世の中で 無用とされる物でも  無用の用(むようのよう) 必要な ものなのだ

 興味無い人には 犬に論語(いぬにろんご)  価値がなく 何の役にもたたない  

 安物は 品質悪く 壊れやすい  安物買いの銭失い(やすものかいのぜにうしない) 

 最初に出た物は 名のない星は宵から出る(なのないほしはよいからでる) 良い物が 少ない

 今 流行しているものは 流行物は廃り物(はやりものはすたりもの) すぐ終わる

 作品が 出来上がっても 仏作って魂入れず(ほとけつくってたましいいれず) 仕上げが欠ける  

 最後の仕上げの  画竜点睛を欠く(がりょうてんせいをかく)  目が無くて まとまりがない

 
 
T:M大事 ・小事・細事    10

 目先を追えば 慌てる乞食は貰いが少ない(あわてるこじきはもらいがすくない) 大事は出来ない 

 大事を 成すは 大行は細謹を顧みず(たいこうはさいきんをかえりみず)  細事に こだわらず

 些細な 事から  大事は小事より起こる(だいじはしょうじよりおこる) 大きな 事件が  起こる

◎大事を成すには 隗より始めよ(かいよりはじめよ) 身近なところから 取りかかれと

 小さな違いが あっても  小異を捨てて大同につく(しょういをすててだいどうにつく) 従う事

 牛の毛の 一毛の 如き些細な 事柄を 九牛の一毛(きゅうぎゅうのいちもう) 

 些細なことも 積羽舟を沈む(せきうふねをしずむ) たくさん 積もれば 大事となる

 わずかなことが 袖から火事(そでからかじ) 大事を 引き起こす 原因になる事

 どんなに 小さい物でも 塵も積もれば山となる(ちりもつもればやまとなる) 大きな力

 つまらない 末節ばかりで 葉をかいて根を絶つ(はをかいてねをたつ) 全体だめにする