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U:課程    158

U:@努力・熱中   21

 激流に負けずに 鯉の滝登り(こいのたきのぼり) どんな難関も 突破していく

 眠いのを こらえて 股を刺して書を読む(ももをさしてしょをよむ) 一生懸命 勉強する

 不器用な者でも  虚仮の一心(こけのいっしん) 一生懸命ならば 達成できる

 大きな事を 成す時は 千里の道も一歩から(せんりのみちもいっぽから) 身近な 事から

 事を成すには 高きに登るには低きよりす(たかきにのぼるにはひくきよりす) 順序が 肝心だ    

◎何事も 遠きに行くに必ずちかきより(とおきにいくにかならずちかきより) 第一歩から 始める

 目的の為には 鉄の草鞋で尋ねる(てつのわらじでたずねる) 根気よく する事だ

 微力でも  雨垂れ石を穿つ(あまだれいしをうがつ) 継続すれば 結果はでてくる

 限界から  百尺竿頭一歩を進む(ひゃくしゃくかんとういっぽをすすむ) 更に一歩を 進ませる

 修行せねば 端から和尚は居ない(はなからおしょうはいない) 一足飛びには 出世出来ぬ

 力を蓄えれば 尺虫の屈めるは伸びんがため (しゃっかくのかがめるはのびんがため)  飛躍もある

 関係無い ことでも  他山の石(たざんのいし) 自分を磨く 教科書となる

 日頃努力していれば  使っている鍬は光る(つかっているくわはひかる) 表に現れる

 努力すれば 天は自ら助くる者を助く(てんはみずからたすくるものをたすく) 助ける者あり

 今苦しくとも  冬来りならば春遠からじ(ふゆきたりなばはるとおからじ) やがて良くなる日が

 何事も  ローマは一日にして成らず(ろーまはいちにちにしてならず) 時間と努力が必要

 微力でも  蟻の思いも天に届く(ありのおもいもてんにのぼる) 努力すれば 思いは叶う

 どんな事でも  為せば成る(なせばなる) その気になれば 必ず 成すことが 出来る

 成るは苦労  上り一日下り一時(のぼりいちにちくだりいっとき)  壊すは時は 簡単

 集中すれば 精神一到何事か成らざらん(せいしんいっとうなにごとかならざん) たいがい 何とかなる

 生きている限り たおれて後已む(たおれてのちやむ) 死ぬまで 物事に 取り組む事

 情熱に 燃えている時に  鉄は熱いうちに打て(てつはあついうちにうて) 人は 鍛える

 
U:A決断・実行    16

 他には 立派なことを言うが  医者の不養生(いしゃのふようじょう) 自分ではやらない  

 義を見てせざるは勇なきなり(ぎをみてせざるはゆうなきなり) 悪を知り 見ぬ振りはするは

 いろいろやれば 下手な鉄砲も数撃てば当たる(へたなてっぽうもかずうてばあたる)  成功することも

 幸運は 犬も歩けば棒に当たる(いぬもあるけばぼうにあたる) 待つだけでは 訪れぬもの

 知識は 豊富に 論語読みの論語知らず(ろんごよみのろんごしらず) 持っているが 何もしない

 一大決心をして  清水の舞台から飛び降りる(きよみずのぶたいからとびおりる) 何かをする

 決断が 強ければ 成せる 断じて行えば鬼神もこれを避く(だんじておこなえばきじんもこれをさく) 

 探し 求めては 食指が動く(しょくしがうごく) 好きな 食べ物に 手を伸ばすように

 紛糾した 物事を  快刀乱麻を裁つ(かいとうらんまをたつ)  鮮やかに 解決へ

◎柔らかく 柔軟なものは 柳に雪折れなし(やなぎにゆきおれなし) 困難に強い

 途方に暮れている時  闇夜の提灯(やみよのちょうちん)  解決の糸口を見る

 いざという時に  伝家の宝刀を抜く(でんかのほうとうをぬく) 困った時に 出す切り札

 逃げ場が 無くなれば  窮すれば通ず(きゅうすればつうず) なんとか 活路が現れる

 真剣に 物事成せば 思う念力岩をも通す(おもうねんりきいわをもとおす) 叶うもの

 相手には  謀は密なるを貴ぶ (はかりごとはみつなるをたっとぶ) 漏れたらば 成功しない       

 全ての事が 世の中は九分が十分(よのなかはくぶがじゅうぶ) 思い通りには 行かぬもの

 
U:B怠慢・油断    12

 油断が あるならば  猫に鰹節(ねこにかつおぶし) 過ちが 起こりやすいこと

 一部を 貸したのに  庇を貸して母屋を取られる(ひさしをかしておもやをとられる) 全部取られる

 自分の 身近な事は  近くて見えぬは睫(ちかくてみえぬはまつげ) 案外気がつかない

 一般の人は 明るけりゃ月夜だと思う(あかるけりゃつきよだとおもう) 単純に 判断をする 

 からかわれても 芋の煮えたも御存じない(いものにえたもごぞんじない) 世間知らずで のんびりや   

 日常の 身近な事では  灯台下暗し(とうだいもとくらし) 見えない 事がある

 夢ばかりを 追って  遠きを知りて近きを知らず(とおきをしりてちかきをしらず) 身近なことを しない

 熱中するは  凝っては思案に余る(こってはしあんにあまる) 全体が見えず 対処できない

 夢中になれば 鹿を追う者は山を見ず(しかをおうものはやまをみず) 周囲は見えず ゆとり無し

◎やる気のない 朽木はえるべからず(きゅうぼくはえるべからず) 怠け者には 教えられない

 いい加減  四角な座敷を丸く掃く(しかくなざしきをまるくはく) やっつけ仕事で 誠意がない

 何事も無く 平和が続くと 天災は忘れた頃にやってくる(てんさいはわすれたころにやってくる) 

 
U:C強要   4

 誰もが分かる 誤りを 無理やり通すは  鹿を指して馬となす(しかをさしてうまとなす) 

 言い出したら 止まれない 泣く子と地頭には勝てぬ(なくことじとうにはかてぬ) 聞き分けがない

◎強引に 烏を鷺(からすをさぎ) 黒い物でも 白と言う 無謀な言い分

 寄り添って  影の形に随うが如し(かげのかたちにしたがうがごとし) 人の意見に惑わされ   

 
U:D迎合・従属・依存   5

 頼りにするならば  寄らば大樹の陰(よらばたいじゅのいん) 大きな力の 下が良い

 人にお世辞を言う事 追従も世渡り(ついしょうもよわたり) 時には必要だ   

 今までの 節を折る(せつをおる) 主義や主張を まげて 他の意見に従う

 従順に 従うならば  尾を振る犬は叩かれず(おをふるいぬはたたかれず) 敵には 成らず

 人の 御機嫌を 伺いながら  鼻息を仰ぐ(はないきをあおぐ) 意向を気にする

 馬のように黙々と 犬馬の労(けんばのろう) 他人の為に 働き尽くす

◎顔色で へつらうのは  巧言令色鮮し仁(ごうげんれいしょくすくなしじん) 人望無し 

 
U:E犠牲   5

◎将の手柄は  一将功成りて万骨枯る(いっしょうこうなりてばんこつかる) 幾多の 犠牲となる

 大事を成す為 背に腹は代えられぬ(せにはらはかえられぬ) 犠牲が出るは しかた無し

 大きな事の為  尺をまげて尋を直く(しゃくをまげてじんをなおくす) 小さな物が 犠牲に

 強者の為  小の虫殺して大の虫助ける(しょうのむしころしてだいのむしたすける) 弱者が犠牲

 小さい物 を犠牲にして 寸をまげて尺を信ぶ(すんをまげてしゃくをのぶ) 大を助ける

 
U:F愚行    19

 物事を 良く知っている人に 教える 釈迦に説法(しゃかにせっぽう) 愚かなことだ

 無駄なこと 愚公山を移す(ぐこうやまをうつす) どうでも良いことを 一生懸命

 懸命に 蓄えたものを  爪で拾って箕で零す(つめでひろってみでこぼす) 一遍に使う

 大きな 浪費をして 焼け跡の釘拾い(やけあとのくぎひろい) 急に倹約をする

◎質の異なるもの同士  木に竹を接ぐ(きにたけをつぐ) 水と油で 分離する

 苦労だけで 骨折り損のくたびれ儲け(ほねおりそんのくたびれもうけ) 何の得もならない

 わざわざと  湯を沸かして水にする(ゆをわかしてみずにする) 苦労や努力を 無駄にする事

 災いを 沈めるに  火を救うに薪を投ず(ひをすくうにたきぎをとうず) なお大きくする

 必要ない時 雉もなかずば撃たれまい(きじもなかずばうたれまい) 口を出し 災難招く 

 余計な事をして  藪をつついて蛇を出す(やぶをつついてへびをだす)  災難を 引き起こす

 説得する側が  ミイラ取りがミイラになる(みいらとりがみいらになる) 逆に 言いこめられる

 愚かしい 寝た子を起こす(ねたこをおこす) 解決済みを 再び 紛糾 させる 

 性質が 違うものは  氷炭相容れず(ひょうたんあいいれず) 一緒では 調和出来ない

 違う環境で  畳の上の水練(たたみのうえのすいれん)  現実とは 違うもの

 ほかのことをしていたら  草を打って蛇を驚かす(くさをうってへびをおどろかす) 危険を招く

 自分に 何の役にも 立たない事をする 人の宝を数える(ひとのたからをかぞえる)  

 火を消す為 油をかける 馬鹿な事  薪を抱きて火を救う(たきぎをいだきてひをすくう)  

 無謀でも カマキリは  蟷螂の斧(とうろうのおの) どんな 相手にでも 立ち向かう

 無鉄砲で 命知らずの  暴虎馮河の勇(ぼうこひょうがのゆう) 蛮勇や 行動を

 
U:G無駄    7

 解らないものは 犬に論語(いぬにろんご) 猫に小判(ねこにこばん) 価値が ないも同じ

 的確な 目標も 定めずに  暗闇の鉄砲(くらやみのてっぽう)  何かをやること

◎充分に 用が足りているのに  月夜に提灯(つきよにちょうちん) 余分なことを

 持っていても  坊主の花簪(ぼうずのはなかんざし) 何の役にも立たない 無駄な物

 あっても 役に立たず  無用の長物(むようのちょうぶつ) ある方が よけいに 邪魔になる

 聞かせても  馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ) 理解できないことは 無理なこと

 相手が 分からないのに  闇夜に鉄砲(やみよにてっぽう) 目標もなく むやみに対処   

 出世して  錦を衣て夜行くが如し(にしきをきてよるゆくがごとし) 知る人 無くば つまらない

 
U:H不可能   6

 出来るはずが 全く無く 連木で腹を切る(れんぎではらをきる)  実現 不可能なこと

 世の中で あり得ぬ事を  炒り豆に花(いりまめにはな) 成るはずのない 事なのだ

 あらゆる事を行うが  薬石効なし(やくせきこうなし) 回復の 見込みがない

 出来るはずがない  二階から目薬(にかいからめぐすり) 上手く行かない事を やりたがる

 成らないこと 百年河清をまつ(ひゃくねんかせいをまつ) 黄河の色が 澄まないように 

◎近くに無いものは   遠水近火救わず(えんすいきんかをすくわず) 急な事に間に合わず

 
U:I経験    21

 苦境に遭って  疾風にけい早を知る(しっぷうにけいそうをしる) 初めて 相手の 強さを知る

 経験は  海のことは漁師に聞け(うみのことはりょうしにきけ) 外から見えぬが 極意を知る

 経験したことは 老いたる馬は道を忘れず(おいたるうまはみちをわすれず) 良く覚えている

 聞いただけでは 分からない  聞いて極楽見て地獄(きいてごくらくみてじごく) 良く見てびっくり

 噂と 現実は 聞くと見るとは大違い(きくとみるとはおおちがい) 大きな 違いがある

 あることに 優秀ならば  芸は道によって賢し(げいはみちによってかしこし) 本質も知る

 幼い時の 雀百まで踊り忘れず(すずめひゃくまでおどりわすれず) 習い事は 忘れず

 年齢を 聞くより 年問わんより世を問え(としとわんよりよをとえ) 人生経験を 聞け

 知識や 経験の 無いことは 習わぬ経は読めぬ(ならわぬきょうはよめぬ) 急には 出来ず

 聞いた 話より  百聞は一見に如かず(ひゃくぶんはいっけんにしかず) 自分の 目で 確かめろ

 若さより 松かさより年かさ(まつかさよりとしかさ) 経験 豊かで 間違い少ない

 年寄りの 判断は 亀の甲より年の功(かめのこうよりとしのこう) 経験の 裏付け

 見ているのと 見て極楽住んで地獄(みてごくらくすんでじごく) 体験するでは 大違い

 道に迷えば老馬に任せるように  老馬の智(ろうばのち) 経験は知恵だ

 百回言うよりも  道理百遍義理一遍(どうりひゃっぺんぎりいっぺん) 一回見せるが 理解する

 耐え忍ぶこと  忍の一字は衆妙の門(にんのいちじはしゅうみょうのもん) 成功の 近道だ

 修行は  夏は日向を行け冬は日陰を行け(なつはひなたをいけふゆはひかげをいけ)  苦難を求む

◎体験は 成功の 裏付けだ 若い時の苦労は買うてもせよ(わかいときのくろうはこうてもせよ) 

一度の失敗で 羮に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく) ( 熱ものにこりてなますを吹く)用心をし過ぎる

 外見だけでは 馬には乗って見よ人には添うて見よ(うまにはのってみよひとにはそうてみよ)  見えぬものだ 

 忙し過ぎ 席暖まるに暇あらず(せきあたたまるにいとまあらず) じっとしている 暇がない

 楽しもう 苦は楽の種(くはらくのたね)  今の苦労は 先で 楽する為のもの

 失敗したことから  怪我の功名(けがのこうみょう) 思わぬ成功が 生まれてくる

 
T:J対応       26

 何事も 巧遅は拙速にしかず(こうちはせっそくにしかず) 出来は 悪くても 素早く決行

 焦ってやれば 失敗も 急いては事を仕損じる(せいてはことをしそんじる) 慎重にやること

 気が早く 卵を見て時夜を求む(たまごをみてじやをもとむ) 卵なのに 鳴き声を思う

 移り 変わりは 世の中は三日見ぬ間の桜かな(よのなかはみっかみぬまのさくらかな) 悲しく 儚(はかない)

 緊急の時には  時の用には鼻を削げ(ときのようにははなをそげ) 躊躇しては ならない

 対応は 間髪容れず(かんぱついれず) わずかな隙もなく 瞬間的な対処

 眉毛が 焦げてしまうほど  焦眉の急(しょうびのきゅう) 火急で 危険な 事態を

 生む前の 大きなお腹 心配が 案ずるよりも生むが易しい(あんずるよりもうむがやさしい)

 次から次へと  応接に暇あらず(おうせつにひまあらず)  新らしいとが 起こり来る

 早とちりしては  気が利きすぎて間が抜ける(きがききすぎてまがぬける) 大事なことが 抜ける

 無愛想 木で鼻をくくる(きではなをくくる) 木に話すように無表情な対応

◎何をするにも 人を使うは苦を使う(ひとをつかうはくをつかう) 気苦労で うまく行かない

 やり方次第  丸い卵も切りようで四角(まるいたまごもきりようでしかく) どうにでも 出来る 

 災難も 禍を転じて福となす(わざわいをてんじてふくとなす) 対処良ければ 福となる 

 失敗しても  転んでもただは起きぬ(ころんでもただはおきぬ) 抜け目が無く 利益を見つける

 長くても 短すぎても 役立たず 帯に短し襷に長し(おびにみじかしたすきにながし) 

 器量が 大きすぎると  材大なれば用を為し難し(ざいだいなればようをなしがたし) 場所がない

 大した 事でないのに 大根を正宗で切る(だいこんをまさむねできる)  大げさにする

 大騒をして  大山鳴動して鼠一匹(たいざんめいどうしてねずみいっぴき) 何にも起こらず

 わずかなことを 大げさにする 鶏を割くにいずくんぞ牛刀を用いん(にわとりをさくにいずくんぞぎゅうとうをもちいん) 

 小さな事を 大げさに言う事 針ほどのことを棒ほどに言う(はりほどのことをぼうほどにいう) 

 息抜きするは  鬼のいぬ間に洗濯(おにのいぬまにせんたく) 嫌な奴が 留守の間に

 
 U:K柔軟   5  

 硬い物より 柔らかいなほうが  歯亡びて舌存す(はほろびてしたそんす) 生き残る

 柔軟な対処は  柔能く剛制す(じゅうよくごうせいす)  強力な 相手でも 負けない

◎若木でなければ  老い木は曲がらぬ(おいきはまがらぬ) 柔軟で無ければ 枯れてしまう

 柔軟性が無く  堅い木は折れる(かたいきはおれる)  かたくなになると もろいものだ

 若木のうちならば  矯めるなら若木のうち(ためるならわかきのうち) 欠点は どうにかなる

 
U:L準備・計画    11

 余裕の 無い人ほど  貧乏人の子沢山(びんぼうにんのこだくさん) 計画を 立てない

 毎日の  一日の計は朝にあり(いちにちのけいはあさにあり)  目標あれば 前に進む  

◎大事を 成すには 枝を伐って根を枯らす(えだをうってねをからす)  周りを片づけ 少しずつ

 為すためには 三年飛ばず鳴かず(さんねんとばずなかず) 用意周到 我慢が三年

 問題が 起こってからでは 戦を見て矢を矧ぐ(いくさをみてやをはぐ) 時すでに遅し

 必要になって慌てて  渇に臨みて井を穿つ(かつにのぞみていをうがつ) 用意し始める

 遅すぎる  敵を見て矢を矧ぐ(てきをみてやをはぐ) 問題が 起きてからの 対応では 

 泥棒を見て縄を綯う(どろぼうをみてなわをなう) 備えが無く 事が起こってから 対処する

 多くのことは 端倪すべからず(たんげいすべからず) 初めから 終わりまで 見通せぬ

 目の前だけで 一を識りて二を知らず(いちをしりてにをしらず) 次のことを 知ろうとしない

 優れているは  一を聞いて十を知る(いちをきいてじゅうをしる) 最終形を 読みとる