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C:V競争    58

V:@競争・争い     9

◎勝利すれば 勝てば官軍(かてばかんぐん) 正義で 負けたならば 賊軍となる

 理論で 勝っても  理に勝って非に落ちる(りにかってひにおちる) 実際には 不利な状況

 男が生きて行くことは   家を出れば七人の的(いえをでればしちにんのてき) 戦うこと 

 多くの人が  中原に鹿を逐う(ちゅうげんにしかをおう)  権力を得る 為に 争う 

 かかわるな 相手のいないケンカは出来ぬ(あいてのいないけんかはできぬ) ケンカを売られても買うな

 争えば損するだけで  金持ち喧嘩せず(かねもちけんかせず) 得にはならぬ

 同等の力量同士は 両雄並び立たず(りょうゆうならびたたず) 共存出来ない

 宗教の 教えは それぞれ違うので 油に水(あぶらにみず) 互いを批判

 少人数で  多勢に無勢(たぜいにぶぜい) 勝ち目の無い 多人数の敵に 向かう

 
V:A危険     13

 絶体絶命で 俎板の鯉(まないたのこい)  相手の思うがままの状態に

 やむを得ず 苦肉の策(くにくのさく) 自分の身をも 犠牲にしてまで とる手段 

 まな板の上の魚  俎上の魚(そじょうのうお) どこにも 逃げ場が 無い状態

 ろうそくの火が  風前の灯火(ふうぜんのともしび) 火が消えそうな 危険な状態

 鍋の中で泳ぐ  釜中の魚(ふちゅうのうお) 危険を 気づかず のんびりしている

◎不安定  危うきこと累卵の如し(あやうきことるいらんのごとし) 卵を山に 積むように 

 直ぐにでも 壊れそうな 薄氷を履むが如し(はくひょうをふむがごとし) 危険な状態だ

 人の世話 ばかりしていると 提灯持ち川へはまる(ちょうちんもちかわへはまる) 危険に遭う

 危機迫り 溺れる者は藁をも掴む(おぼれるものはわらをもつかむ) 役に立たずも すがりつく

 自分の危険  火中の栗を拾う(かちゅうのくりをひろう) 冒してまでも 人を助ける

 生きるも 死ぬも 危急存亡の秋(ききゅうそんぼうのあき)  非常に 危ない 状態を指す  

 危機が迫り 九死に一生を得る(きゅうしにいっしょうをえる) 諦めの中からやっと生還する

 窮地に 追い込まれて  鼬の最後っ屁(いたちのさいごっへ) 逃げる為の 最後の手段 

 
V:B混乱    4

 指揮者が 多いと 船頭多くして船山へ上る(せんどうおおくしてふねやまへのぼる) まとまらない

 追いつめられて  貧の盗みに恋の歌(ひんのぬすみにこいのうた) 苦し紛れに やることを

 大衆が 算を乱す(さんをみだす) 見えない 噂で 脅えだし 右往左往を

◎安心していたことが 鬼の霍乱(おにのかくらん) 思わぬ事で 間違ってしまう 

 
V:C仲裁       4

◎争いは 挨拶は時の氏神(あいさつはときのうじがみ) 仲裁人がいる時 止めろ

 争い事で  仲裁は時の氏神(ちゅうさいはときのうじがみ) 仲裁者あれば 従え

 争いが 起こったら  喧嘩両成敗(けんかりょうせいばい) 両方に 原因がある

 両 意見を 聞いて  片口聞いて公事を分くるな(かたぐちきいてこうじをわくるな) 判断するべき

 
V:D安全    16

 自分を捨てれば 窮鳥懐入れば猟師も殺さず(きゅうちょうふところはいればりょうしもころさず) 生きる

 お互いに 争っている間に 漁父の利(ぎょふのり)  他の者が 得をする事

 見栄を 捨て  逃げるが勝ち(にげるがかち) 時と場合で 関わりを 避けた方が良い

 自分を慕ってくる者は 杖の下に回る犬は打てぬ(つえのしたにまわるいぬはうてぬ) 可愛い

 賢い人なら 君子危うきに近寄らず(くんしあやうきにちかよらず) 危険な事は避ける 

 危ない時は 逃げて  三十六計逃げるに如かず(さんじゅうろっけいにげるにしかず)  後日に備え

 心配事もなく  枕を高くして寝る(まくらをたかくしてねる) 安心して 寝むること

 大事件が 起きても 対岸の火事(たいがんのかじ) 関係なければ 気楽なものだ

 急ぐなら 確実に 急がば回れ(いそがばまわれ) 知らぬ道より 良く知る道へ 

 能力以上のことは 命あっての物種(いのちあってのものだね) 手を出してはならい

 安定した 暮らしが 恒産なき者は恒心なし(こうさんなきものはこうしんなし) 安心を生む (安定)

◎世の中の 平和を保つ  女房鉄砲仏法(にょうぼうてっぽうぶっぽう)   愛と力と道

 握れば 殴る手  開けば 撫でる手 握れば拳開けば掌(にぎればこぶしひらけばてのひら) 

 敵意は敵を生み  魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ) 好意は味方を呼ぶ

 人に 頼る前に  杖に縋るとも人に縋るな(つえにすがるともひとにすがるな) 自分でやれと

 自由を 束縛された者が 籠鳥雲を恋う(ろうちょうくもをこう) 自由を求める

 苦しき時 国乱れて忠臣見る(くにみだれてちゅうしんあらわる) 真の味方がわかる

 
V:E攻撃     6

 人の弱みや急所を 頂門の一針(ちょうもんのいっしん)  突いた教訓や戒め    

 じわじわと 遠回しに 真綿で首を絞める(まわたでくびをしめる) いじめたり 責めてくる

 窮鼠猫を噛む(きゅうそねこをかむ) 弱者でも 追いつめられば 反撃を始める

 ペンによる表現は  ペンは剣よりも強し(ぺんはけんよりもつよし) 時には 強いときも

 難題は  将を射んとせば先ず馬を射よ(しょうをいんとせばまずうまをいよ)  周囲から 始めること
◎現状分析が 彼を知り己を知れば百戦あやうからず(かれをしりおのれをしればひゃくせんあやうからず)       5/23

 
V:F敗北    3

◎自分の国が 滅亡して  麦秀の嘆(ばくしゅうのたん) なげいて 悲しむことを

 再起が 出来無いほどの  一敗地に塗る(いっぱいちにまみる)   完敗を してしまうこと 

 敗北したら  敗軍の将は兵を語らず(はいぐんのしょうはへいをかたらず) 語る資格がない

 
V:G裏切り    3 

◎本当の敵は  大姦は忠に似たり(たいかんはちゅうににたり) 忠臣を 装うものだ 

 信頼する 沙中の偶語(さちゅうのぐうご) 部下達が 密かに 反逆を 語らう

 味方であるはずが  獅子身中の虫(しししんちゅうのむし) 内部から 味方を 害するを